目的を持って読書すれば、今より2倍は速く読める!
読書で重要なことは、目的を持って本を読むこと。
正直、読書時間を短く、そして成果を上げるにはこれに尽きる!
よく本は読んだけれど、内容をまったく覚えていないなどの
経験をしたことはないだろうか?
せっかく二時間から三時間ぐらいかけて
一冊読み終えたのに、著者のメッセージやその本の独自性について
述べられなければ、他の人から見て、
なんて無駄な時間を過ごしていたのだろうと思われかねない。
実際、そういう人は多くいるのが悲しいところ。
そういう人におすすめなのは、
「本を読む目的を立てること。」
ごく普通なのだが、本当にこれに尽きる。
本を読む目的を持つと、主に二つのメリットがある。
まず、次の二つの実験を行って欲しい。
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実験1
①いま、あなたがこの本を読んでいるこの空間を覚えるくらい見渡してみてください。
②あなたがいる空間には、「赤」色の物が何個ありましたか?
③そのまま、あなたがいる空間を見渡してみましょう。
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赤色の物が自然に目に入り込んで来る感じはないだろうか?
この効果のことを心理学用語で「カラーバス効果」というらしい。
「本を読む前に、目的を立てる」ことは、
この今行ったことと同じように、
目的に関連することが自然に目に入り込んでくる。
非常にシンプルだが、有効な手段だ。
もう一つ実験もぜひトライしてほしい。
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実験2
①一度目を閉じて、この空間を思い出してみましょう。
②赤色の物が何個あったのか?思い出してみましょう。
③自然と赤色の物が心の中に浮かび上がった確認する。
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どうだっただろうか?
本を読む前に目的を持つことは、主に二つのメリットがある。
一つは、
自分の目的にあった情報が瞬時に目に入ってくること。
二つは、
内容が思い出しやすくなる。
ということだ。
これには、確かに、
速読や加速学習において、目的を立てることで視野が狭くなったり、
その解答しか得られなくなるなどと、
目的に立てて読むことに対して反対の立場もある。
しかし、私は読書で結果を出せないのであれば、
出せるようになって、読書が慣れるまでやってほしい。
行動経済学や心理学の概念から言えば、
「トンネリング効果」を活用しており、
ある行動に価値を帯びさせたり、
ある特定のものにフォーカスさせて、
その行為に対して、集中できる。
実際は、これができるようになって、
自分の読書に「バイアス」がかかり過ぎるようになってから、
客観的な読書をやった方がいいというのが
私の見解だ。
まずは、読書を始める前に、
「その本を読む価値があるのか?」
「その本の著者がいるとしたら、その本というテーマから
どんなことを実際に聞きたいのか?」
「その本を通じて、自分の仕事や人生が加速するとしたら、
どんな内容を知れればいいのか?」
など、問いかけや目的を立ててから、読書をしてほしい。
これまで100を超える読書の場や読書会を開催してきた
私の経験からも、
ただ目的を立ててから読むだけで、
いくつもの人生にブレイクスルーが起きた人たちを見てきている。
読書を始める前に、その本を読む目的を立ててから読んでみよう!
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本日の読書TIPS
本を読む前に、その本を読む目的を立ててから読んでみる
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